
新宿のとあるライブハウス居酒屋に誘われて、初めて行ってきてしまいました。扉を開けると、天井ではミラーボールがグルングルン回り、ムーディーな照明で、数組のカップルが濃厚チークダンスを踊ってました。ひえ〜〜〜、なんじゃこりゃ!!とアドレナリンが一気に上がりました。
ステージでは、東京スカパラダイスオーケストラみたいな大人数バンドがいて、往年のヒットチューンをガンガン演奏してます。ダンシングクイーン、ステインアライブ、アースウィンド&ファイアetc誰もが知ってるあの曲です。ふと周りを見ると、年齢層が高すぎるんです。一番下でも30代、上はおじいさんまでいました。若さがまったくない客層なのに、バンドが演奏を始めると、テーブルから駆け出してステージ前でみんなが踊りまくるんです。しかもグイングイン腰を使った激しいダンスを!ひ〜〜〜。バブルガムブラザーズみたいなボーカルが「エヴリバディクラップユアハンズ!」というと、みんなで手拍子。会場一体となって盛り上がります。私ぐらいです、座ってるの…。そんな私の横で、白髪のじいさんがノリノリで踊ってたんですが、チラチラ私を見るんです。誘う風の目つきで。や〜め〜て〜!
「ヤングマン」で大騒ぎした後は(老人ばかりなのに、ヤングマンてな!)、いきなりダイアナ・ロス&ライオネル・リッチー「エンドレス・ラブ」でチークタイムが始まります。ぎゃ〜〜〜。エンドレス・ラブを生で聴く日が来るとはな…。誰だ、リクエストしたの!ちなみにこのお店、客からのリクエストも受け付けているそうです。基本的にはソウル中心らしいですが(壁にはシュープリームスとかスタイリスティックスなどの写真があるんですけど)、とにかくヒットソングばかりかかってました。バンドの人たちは、お仕事って感じで無表情でダンスしてたりして、哀愁を感じました。普段は、きっとPファンクとかスライ&ザファミリーストーンとかゴリゴリしたのが好きなんだろうな(勝手に想像)。
普段、大人しそうな中年&老人が、アメリカンソングで狂ったようにダンスを踊りまくる様は、なんだかアメリカの田舎のバーにでも来たような錯覚に陥りました。いや、あの異様な感じは(ま、私だけが感じたんですけどね)デヴィッド・リンチの映画といっても過言ではないな!